平成24年3月21日・22日、松戸競輪場にて、101回生と102回生(女子第1回生)の卒業記念レースが実施された。過去の卒業記念レースは、伊豆にある日本競輪学校にて行われていたが、今回は松戸競輪にて実施。その中に、たちかわ競輪メールマガジンでお伝えしてきた二人の姿。女子競輪の選手を目指す小林莉子さん、増茂るるこさんだ。メディアも注目している女子競輪の卒業記念レースを追ってきた!
今回の特集は、女子競輪、小林莉子さん、増茂るるこさんの卒業記念レースをお届けします!
※日本競輪学校卒業時まで「生徒」であり、5月1日の選手登録後正式に「選手」となります。
※102回生徒は、女子の第1回生となります。
 普段の開催時、検車場に並ぶピストレーサーは、フレームにそれぞれカラーリングされているものの至ってシンプル。しかし、この日の検車場は、今までにない光景に包まれた。
 カラフルなディスクホイールが付いた自転車がズラッと並ぶ。ローラーでは、アップを始める女子生徒の姿。カラフルなホイールがゴーっと激しい音を立てて回転する。そして、生徒たちの真剣な表情も印象的だった。
 22日、2日目の卒業記念レースが始まる。
レースが始まる前まで、リラックスモードだった検車場。最初のレースが近づくと緊張感が漂い、それまで華やかだった女子たちの目が鋭い勝負の顔となる。
特別選抜4Rに出場した増茂るるこさんは、
増茂さん:「1日目は、1回戦で1着が取れたので、準決勝では決勝に乗れるようにもう少し力を残しておけば良かった。かなり緊張してしまい、加瀬さんに『楽しんだものが勝つんだよ』と言われたので、2日目は決勝ではないということでプレッシャーが無くなり、先行を狙いにいきました。」
結果、先行は取れなかったが、番手捲りを決めて見事1着!
増茂さん:「中川さんに取られた。他の人には出られたくなかったので、抑えて行こう思いました。」 1着で敢闘門に帰ってくると、靴を履き替え、口数を少なく控室に帰って行った増茂さん。
後でお話を伺ってみると、

と、清々しい表情で答えてくれた。
そして、決勝進出の小林莉子さんは、前日を振り返り、
小林さん:「チャレンジャー精神で、どこまで通用するか楽しみで楽しみで、緊張することは無く、臨めました。師匠の富山さんに自分のレースをしなさいと言わ れていたので、3本とも先行して満足するレースができました。」
前日の記者会見で、 加瀬さんの「小林 さんには負けない先行で」の先行宣言から、決勝に臨む。
小林さん:「夜の時点で先行だけは譲らないと言われた。自分も前には出さないと皆さんの前で言ったのでそれを守りました。でも、先行して逃げ切って勝ちなので、粘れなかったのは悔しいです。」
決勝は、加瀬さんが捲って1着。小林さんは決勝3着と健闘した。
レースから帰って検車場で教官に声を掛けられた時、小林さんの目に涙があふれる。暫らく涙が止まらなかった。その場にいた女子生徒が、もらい泣きする。
小林さん:「涙は、もちろん悔しさもありますけど、こうい う場でレースが出来て、この場に立てているんだって思って、感謝の気持ちが込み上げてきました。でも、加瀬さんに負けたのは事実なので、やはり持久力を付けて、ダッシュ力を付けて、加瀬さんに勝たなければTOPになれないので、日本一を目指して頑張ります!」
インタビューが終わると、師匠のプレゼントであるピンクの富山バッグを肩にバスへ向かった。
小林莉子さん【東京102期】19歳 A型 師匠:富山健一氏
今日の事(卒業記念レース)は、忘れられない出来事です。
先行と言われたら「小林」と言われるように、先行で日本一になるような熱い走りができる選手になりたいです!

増茂るるこさん【東京102期】20歳 A型 師匠:佐久間仙行選手
第2回トーナメントで決勝に乗れた事が思い出です。
師匠 佐久間選手のように立川の顔になるような選手になりたいです。見てて楽しんでもらえるレースがしたいので、レース展開を作っていく選手を目指します。私を見ていて下さい。まだまだ乗ります!

男子優勝は、山本伸一さん【高知101期】
女子優勝は、加瀬加奈子さん【新潟102期】


 平成24年3月22日、日本競輪学校の卒業記念レース、第101回生徒(男子37人)と第102回生徒(女子33人)の決勝戦が松戸競輪で行われた。
 男子決勝は、3番手から追い込んだ山本さんが優勝を獲得!個人紹介や優勝者インタビューで、「今日は僕のためにお集まりいただきまして・・」とユニークな挨拶で会場を沸かせた。
 一方女子決勝は、東京の中村さん(2着)、小林さん(3着)が健闘する中、加瀬さんが捲りで1着!初代女王となった。思わず、ガッツポーズを決めると、教官から怒られる場面も。「教官から“手をあげるな”と言われたので、正座とか卒業できなくなったらどうしようと思った。(略)世界に通用する男前のレースをしようと思います。」卒業後は、ワールドカップもあるため、修善寺と新潟の往復。7月デビュー予定。
元競輪選手・競輪伝道師である菅野浩司氏と落語家の立川志らべ氏の予想会!
最終日(30日)、菅野浩司氏&立川志らべ氏のレース展望解説、予想会を実施!菅野氏は競輪現役時代のトークを交え、落語家の立川志らべ氏のテンポの良いトークで楽しい予想会となり盛り上がった。
 力のある追い込み佐藤和典選手【神奈川70期】、蒔田英彦選手【千葉93期】、斉藤紳一朗選手【青森82期】、鈴木孝征選手【埼玉75期】が注目選手!

藤光健一選手【63期】、斉藤重明選手【71期】、物部国治選手【76期】、小笹慎太朗選手【93期】、鈴木康雄選手【53期】、大作裕一選手【60期】、川本龍司郎選手【82期】、内藤高裕選手【96期】が出場する予定です。 注目選手は、とらいふぇくたWEBで!
いよいよ最高払戻金12億円の重勝式統一発売開始。重勝式車券は、コンピュータが自動で勝者の組み合わせを選ぶクイックピック方式で、券面金額200円最高払戻額は12億円です。

※「Dokanto!4two」は、立川競輪で平成24年3月30日まで発売するビッグドリーム〔4重勝2車複(券面金額200円)〕のキャリーオーバーを引継ぐ形で発売。立川競輪では4月以降ビッグドリームの発売は行いません。
【最高払戻額】
○12億円 ※Dokanto!7、Dokanto!4twoともに1券面(200円)に対しての最高払戻額
【発売施行者】
○重勝式統一発売をする施行者は、立川市。なお、GIII以上開催で本場施行者と共同開催を行い実施
【Dokanto!4月の発売予定】
○4月5日〜8日 川崎記念競輪 〔*4月4日(水)18:30〜発売〕
○4月12日〜15日 高知記念競輪 〔*4月11日(水)18:30〜発売〕
○4月19日〜22日 武雄記念競輪 〔*4月18日(水)18:30〜発売〕
○4月27日〜30日 共同通信社杯(名古屋競輪) 〔*4月26日(木)18:30〜発売〕

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1.申込用紙でカンタン登録! カスタマーから郵送(TEL:0570-055-005)
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Profile
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(みさき:「皆さんになんて呼ばれているんですか?」)
小笹選手「『おざさ』って、言いにくいので、わざと『さ』を多くして『おざささ』って、呼ばれたりしますよ(笑)」 (みさき:「あ・・「さ」が多いと、呼びやすいかも。ホントですね♪」)
小笹選手「選手になったきっかけは、19歳の時に就職していたんですけれど、競輪に興味があって両親と一緒に立川へヤンググランプリを見に来たんです。 迫力があって、感動しましたね!その後、やりたいっていう気持ちが大きかったので、アマチュアを3年ほど、そして、学校へ入りプロの道へ。」
(みさき:「選手になってからはどうでしたか?」)
小笹選手「とんとん拍子にはいかないので、同期に比べると苦労しましたね。 一年一年、ちょっとずつ上がっていくタイプなんで、ドーンといかないんですよね。。でも、地道なタイプなんで、焦らずに確実に上がっていくようにしたいです。」

小笹選手「家が神奈川の山の方なので、立川に来るだけでも1時間、西武園には1時間半、帰りは2時間掛かったりします。大浜道場なので、西武園をメインに練習していましたが、今はほぼ街道練習です。」
(みさき:「自分のペースで練習できる街道練習なのですね!練習の拘りはありますか?」)
小笹選手「街道練習では、力の使い方や姿勢などに気を使います。腰が曲がりやすいので、バランスを崩さないように負荷を掛けるのではなく、長い距離を乗っています。
また、初動負荷トレーニングのジムに通っていて、負荷を掛けて、身体を緩めていくようなトレーニングをしています。リハビリにも使われたりするんですよ。このトレーニングを始めたら良くなってきて、調子がイマイチでも、大崩れしなくなりましたね!」
(みさき:「筋トレのムキムキっとした感じとはまた違って、柔軟な筋肉になりそうです!自分に合ったトレーニングって大事ですね♪」)

小笹選手「焦るとダメなので、落ち着いて徐々にいくタイプですね!デビューして、5年くらいですが、このスタイルは変わらないです。」
(みさき:「とても落ち着いて話をする感じで、裏表のなくナチュラルな雰囲気ですね! 先程、自分にとっての競輪とはと書いて頂きましたが、『自分を向上させてくれる』とのことでしたが。」)
小笹選手「高校のあと、就職しましたが、仕事をしていた時はあまり向上心とかはなかったんです。でも、競輪は常に前向きに過ごせます!」
(みさき:「確かに、勝つために常に挑戦しますから、常に前向きですね!普段の小笹選手のことを地元選手に聞いてみましたよ。」)
師匠の清水選手「自転車のこととか、身体のこととか、ホントに熱心に研究する努力家ですね!」
(みさき:「見た感じの通り、とても真面目な方なのですね♪」)

小笹選手「地道ではありますが、何とかS級を目指したいです!」
(みさき:「4月に立川出走予定ですね! その時は?」)
小笹選手「気持ち的な要素で、強気で行きます! 今、挑戦しているところは、戦法や走りに幅を持たせることなんです。展開はいつも同じではないんで、展開に応じて戦法を変えて動ける選手を目指しています。」
みさき:小笹選手に、レースの集中モードになると、カチッとスイッチが入って、声援なども聞こえなくなる程に集中するそうです。なので、声援は大きめにお願いします♪
4月の地元開催に出場する小笹選手でした!
ありがとうございました♪
☆地元選手がメルマガめんばーずの質問に答えてくれました!
Q.:花粉症の選手は、どうしているのでしょうか?
A.:「もちろん、花粉症の選手の方もたくさんいますよ。一般の方と同じように、それぞれ花粉症対策をしていますが、この時期の外での練習は、花粉症がひどくなるので辛いです。でも、花粉症の方は実感あると思いますが、緊張したり集中したりすると症状が治まったりするので、レースとなるとあまり関係ないですね。」


練習風景や選手御用達のお店のお昼の様子など、日常の話題が満載です!たちかわ競輪をホームバンクとする選手、立川育ちの佐久間仙行選手【東京62期】や元競輪選手 山田英樹さんが楽しくお届けしています。ブログへのコメントをぜひぜひ☆お待ちしています♪応援よろしくお願いします! http://tachikawakeirin.seesaa.net/

たちかわ競輪めるまがめんば〜ず♪のメッセージや質問コーナーです。”たちかわ競輪”に関するご来場のご感想やご意見、たちかわ競輪メルマガに関するメッセージなどをお寄せいただいています。皆様からのたくさんのメッセージをお待ちしております。
1.Q:地元選手に質問〜♪
地元選手へのメッセージを受け付けます!
質問は、「たちかわ競輪をホームバンクにする選手のぶっちゃけ話」で取り上げさせていただく場合、選手サイン入りクオカードをプレゼント♪
2.Q:競輪の事でわからない事はありませんか?豆ちゃんがお答えしますよ♪
編集部からみんなに質問♪「競輪場で困った出来事って、どんな事がありますか?」メッセージを待ってます!

2のメッセージや質問をこのコーナーでご紹介させていただく場合は、今月号のプレゼントが当たります♪編集部から会員の皆様に質問する時もありますので、よろしくお願いします。
■4月号のプレゼント
●メッセージを採用された方は・・・
4月に優勝した選手のサイン入りクオカード、決勝出場選手寄せ書きサイン色紙、サイクルミッキー時計を1名様にプレゼント!
●メッセージや質問をお送りいただいた方から抽選で立川をホームバンクとする地元選手のサイン入りプレゼント!地元選手のサイン色紙、クオカードを1名様にプレゼント!
ケイリンマングッズ
※プレゼントの当選は、メルマガへの掲載またはプレゼントの発送をもって代えさせて頂きます。また発送には1ヶ月程お時間がかかる場合がございます。
Q .女子競輪の生徒さんも卒業間近、卒業に際して聞きたいことはありますか?
声.女子競輪レース用の自転車は、どんな自転車になりますか?
A.卒業記念レースでは、こちらの自転車が使われています。
JKAの競走安全基準
http://www.keirin-autorace.or.jp/regulation/keirin/anzen.html
女子選手が出場する競輪に使用する競走用の自転車は、『JKAに登録された自転車の製造業者が製造するカーボン製フレーム(炭素繊維強化プラスチックにより構成されたものを指し、ヘッド部品、シート ポスト及びチェーン調整ボルトを含む)競走車部品とで構成されたもの』とHPに載っています。
後輪には、カラフルなディスクホイールがついています。並んでいるだけでも華やかです!これからも7月のデビューまで、追ってきますので、お楽しみに!

今月もメッセージやご意見等たくさんお送りいただき、ありがとうございます♪ メルマガめんば〜ずのコーナーでは、随時、メッセージの採用によりプレゼントを実施していますので、是非、メッセージや感想などもお送りください♪ 地元選手への応援メッセージは、お伝えしますので、ドシドシお送りください。お待ちしていま〜す♪
たくさんのメッセージをいただきありがとうございます!


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4/19(木)〜21(土)デイリースポーツ杯【FII】開催で、10組20名様をメインスタンド2階・特別観覧席にご招待します。応募する方は[応募する]ボタンから入力して送信してください。
締め切りは4月11日まで!当選のみ返信致します。たくさんのご応募お待ちしています☆

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